高野

7月29日
今日は、高野障害者スポーツセンターの「夏祭り」へ、ヘルパーさんと行きました。
電車で、出町柳まで行き、そこからセンターまでは、歩いて行きました。
とても暑かったです。センターには、色々お店があって、僕はお昼ご飯に焼きそばを食べました。
他には、カレー屋さんや、パン屋、古着屋さんなど、たくさんのお店が出ていました。
でも、僕は若い女の子達ばかりに目がいきました。お昼ご飯は、もうどうでもいいかと思えました。
たまには、目の保養もしないといけないので許して下さい。（笑）
この日はとても暑い日だったので、ジュースを３杯も飲んでしまいました。
あとは、スポーツセンターの中をウロウロして、過ごしました。
そして、2時半頃に帰りました。帰りは北大路までバスで行き、そこから地下鉄にのって
くいな橋まで行き、そこからタクシーで帰りました。とても暑い日でしたが、楽しい１日でした。
また、来年も行きたいです。

7月9日

今日はピースを早退して大手筋にあるリハビリのクリニックへ行きました。
まず、全身のレントゲンを撮りました。
レントゲン写真を見て先生は「うわぁ、とても硬いですね。」と言いました。
「私は今まで脳性まひのお子さんを何人も診てきたけど、それよりも硬いです。」と。
‘硬い’というのは、体が固まっているという事だそうです。
「これから、月・水と通ってストレッチ等の訓練をしましょう。」と、先生は言いました。
なぜ僕の体が固まっているかというと、それは僕にも少し責任があると思っています。
小さい頃、僕のお母さんは肢体不自由児母子通園施設という訓練施設に週３回通わせてくれました。そこではマットやストレッチ等の訓練をさせてもらえたのに、僕は痛くて泣いて逃げてばかりいました。
マットを見るだけでも泣いていました。
そうして逃げ続けていたのですが、１６歳の時に同じ脳性まひの友達が訓練して
歩けるようになっているのを見て、僕も心を入れ替えよう!!と思いました。
それからは積極的に訓練に取り組むようにしているのですが、気付くのが遅かったかなあと
後悔しているところです。
だから、ピースでも出来るだけプルタブ入れ等の訓練に毎日取り組む事にしています。
さて、リハビリのクリニックでの始めてのストレッチですが、僕がベッドの上に足を開いて
仰向けに寝てその足を先生が２人がかりで引っ張って股関節をどんどん開いていくというものや、
１人の先生が暴れる僕を押さえて、もう１人の先生が足首を上向きに引っ張って反らせたりするもの
等でした。とても痛くて少し泣いてしまいましたが、後半になると気持ち良くなってきました。
これからも頑張って通っていつか、僕も歩けるようになりたいと思います。

6月30日

今日は、ピースの5周年パーティーに参加しました。 ギョーサを僕も初めて作りました。みんなと一緒に 歌を聞きながら、ギョーザを包み楽しかったです。 お昼にギョーザとおにぎりを食べて美味しかったので おかわりもしました。その後、ビンゴゲームをして 賞品が当たり嬉しかったです。その後、一発芸大会で 一人が目かくしをして、別に人におにぎりを食べさせるという 芸を見ていて、なかなか上手に食べられない姿がおかしくて みんなで笑って楽しみました。終わって、おやつにシュークリーム を食べて帰りました。帰りにピースの 紹介ＤＶＤをもらい、帰ってお母さんと一緒に見ました。 僕が見て思ったことは、今はいいなぁと思いました。 なぜなら、昔は、重度の障害を持つ子は母子通園といって お母さんと通園して、施設内の介助もお母さんにしてもらって いましたが、今は一人で通える施設があるからです。 これからも頑張って通おうと思いました。

僕の思い

５月から考えていたのですが、僕は明日から月に１回ショートステイに 行くことになりました。 この訳は、お母さんが毎日僕を抱きかかえたり、トイレの介護を したり、ピースフルリンクやデイサービスの行く準備をしてくれたり、 ご飯を作ってくれたり、着替えを手伝ってくれたりして、大変だと 思い、２、３日体を休ませてあげたいと思ったからです。それは、 お母さんがいつも腰が痛いと言っていることと、いずれは施設に入所 することを考えたからです。僕がお母さんに言わず、福祉事務所に 行き、そのことを伝えお母さんの体を休ませてあげたいためにショートステイ に行きたい事を相談し、福祉事務所の人からお母さんにそれを 言うと、お母さんは「別に行かなくてもいいよ」と言っていましたが いずれは施設の入所を考えているため、今のうちになれようと思った 僕の気持ちを告げ、行くことになりました。 これからは日にちをもっと増やして行きたいと思います。

6月9日

今日は、ヘルパーさんと向島にある福祉サービスの会館へ映画 「普通に生きる」を見に行きました。 内容は、娘と息子が重度の障害 を持っている家族の話でした。 子ども二人はデイサービスに毎日通って いるが、もし母がいなくなった 時にどうなるかと言う不安から ケアホームを作りたいと思いました。 そして、周りの人の反対やお金の問題 スタッフの募集など、大変なことを 乗り越えてオープンまでたどり つく事が出来ました。 ケアホームでの生活を始めた 頃は泣いている人もいたり、鼻に チューブをつけて寝たきりの人がいたりで大 変でしたが、慣れてくると楽しそうな 生活を過ごせるようになりました。 僕より重い障害の人がいるのを見て 僕に出来ることは、頑張っていかな あかんなぁと思いました。 帰りは、雨が降っていたので、 雨がやむのをしばらく待ってから帰ること にしました。 帰ったら、お母さんが「勉強に なったか?」と聞くので、僕は 「はーい」と返事をしました。